2000/07/24UP

番外篇

閑話休題その1

このページを「お気に入り」に入れて毎日何度もチェックされている方々が居ることは嬉しいです。なかなか書けなくてごめんなさい。映画の文法について書きたいのですが、このページでは画像を入れて説明するのが難しく、別にコンテンツを作らなければなりません。現在説明のための画像素材を用意出来ず作成が進んでいません。(iモードでは作れません)

今まで書いてきたことも、文章で説明しただけでどこまで伝わっているのだろうかと考えてしまいます。頭で分かるのと体で分かるのは違うと思っているからです。「頭で分かっていても出来ない」というのは私自身も経験してきて、それを克服するのに時間を要しました。現在、専科生もその苦しみを味わっています。しかし、それを乗り越えて初めて理解できるものがあって、それが将来実を結ぶものになるのだと思います。本を読むだけで出来るようになればそんな楽なことはありません。通信教育を取り入れている養成所も見かけますが、ほとんど意味がないです。では、なぜここで私は書いているのか・・・それは、ただ漠然と俳優や監督になりたいと思っている多くの若い人たちに何をしなければいけないのかを少しでも分かって欲しいという思いがあるからです。

ワークショップを始めた頃、「新しいシステムですね」とよく言われました。しかし、本当は古いシステムなんです。(笑)私のやっていることは昔の映画全盛期の教育システムに近いものです。昔、映画会社はキャスト・スタッフを社員として雇っていました。ニューフェイスを募集し、合格者は新入社員となったのです。社内に養成機関を持ち、そこで教育をしていました。映画製作も今よりももっと時間をかけられる環境だったので、現場でも育てる余裕があったのです。東宝のニューフェイスの教育をしておられた故浜野信彦先生と映画監督の鈴木英夫先生と舞台俳優の山崎之也先生から主に私は演技と演出を学びました。それを私の中でまとめたものを今教えています。ただ、他の養成所と違うのは課題が出来ようが出来まいがカリキュラムをこなして卒業させてしまう形を取っていないことと、映像に的を絞ったレッスンをしていることです。多くの養成所は卒業時に「卒業公演」と銘打って演劇公演をする為に映像に必要なレッスンを軽視してしまっているようです。だから、「新しい」と感じる人か多いのかもしれません。

つづく・・・

0.戻る