2000/07/30UP

番外篇

演劇「MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ」

築地ブディストホール(2000年27日〜30日)
劇団6番シードの第11回公演「MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ」(作・演出:久間勝彦 氏)を観て来た。私が見たのは楽日のマチネ。良い芝居だった。

劇団6番シードは、今は無き「研究科」のメンバーの一人が新しく入った劇団で、唯一真面目に研究科に参加していた彼女が出演するということで重い腰を上げた。(笑)実はこの劇団の旗揚げ公演「桐の林で、二十日鼠を殺すには」という作品を私は6年前に観ていたのだ。当時一緒に演劇活動をしていた仲間がその芝居に客演として出たからだった。その時、芝居を観る前に台本を読んでとても面白かったのでかなり期待して観に行った。が、せっかく緻密に計算された台本だったのに演出が駄目ですべて滑っていて、がっかりしたのだった。「作・演出が同じ人でどうしてここまで悪くなるのだろう」と思った。今回も作演出は同じ人なのであまり期待せずに観に行ったのだった。

ところが、今回の芝居はとても良かったのだ。久しぶりにアマチュアの小劇場を観て良かったと思った。細かいところは抜きにして、ストーリーも面白く、テーマも、泣かすところも笑わせるところもしっかりしていた。しかも笑いがくだらなくない。ちゃんと計算されたドラマにのっとった笑いだった。悪徳探偵社とずっと思わせておいて最後のどんでん返しのラストシーンが爽快で、帰り道が心地良かった。細かいところがもっとしっかりするとさらに良くなるだろう。この劇団の公演にはこれから足を運ぼうと思う。

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